alzmaのブログ

アルツハイマー型認知症になった母との暮らし

孫娘との関係

当時JKの孫娘が我が家で暮らしていた時。

母はしばしば、孫娘に久しぶりに会ったかのように「まあ、綺麗になって。背も大きくなって。何センチになった?」と同じセリフで話しかけていた。

孫娘専用のグッズをこっそり?使ってしまう。

ジャンプーや歯磨き粉、生理用ナプキン。私の物を共用すればいいのに、、、若い子が好きな綺麗な色やデザインの物が好きみたい。

綺麗な色の物だけじゃなく、孫娘のお気に入りのブラックのトレーナーを着ていたこともある。でも「私もこの色の服持ってるんだから」の返事。なるほど。

メガネ。「ねえ。〇〇ちゃんに私のメガネを返してと言って!!」と何度も私に言ってくる。休日メガネで過ごす近眼の〇〇ちゃんの顔をじろじろ見ていたこともある。

JKのミニスカートさんが、わざわざご老人のメガネを使うわけないじゃんか!

いえ、JKでなくても、人のメガネなんてなかなか使わないよ。

結局、孫娘は、共用スペースに、むやみに私物を置かないことにした。

孫娘が大学進学でこの家を離れることで、孫娘に自分の物を取られるという妄想は、自然と落ち着いた。そして、「今夜は〇〇ちゃんいないんだね、静かだねえ。」とまるで同居しているかのように言う時がある。