alzmaのブログ

アルツハイマー型認知症になった母との暮らし

海馬と前頭葉

2年前「〇〇さんは元気が良くて、はつらつしていて、会えば話もできるし、認知症なんかじゃないよ」母の事をそう言ってくれる人は多かった。母の事を昔から知る人こそ、ずっと信じていてくれた。

判断はともかく、気にかけてくれてほんとうにありがたい。だけど、母の海馬はすでに、ほぼ機能していなかった。

その時は前頭葉の萎縮は年齢並みだと診断され、つまり、感情や人格はそのままに、新しい記憶は残らないと知った。