alzmaのブログ

アルツハイマー型認知症になった母との暮らし

アルツハイマー型認知症の母

 私の実母と、我が家で一緒に暮らし始めて2年半。私の尊敬する母は、アルツハイマー認知症。77歳。発症したのは、10年ほど前ではないかと思われる。

 

母はとにかく働き者。家庭でも職場でも。明るくて優しくて掃除好き...一方、真面目で、気が強い。またプライドも高い!

走るのが早くて、スポーツ万能でスタイルもまあまあじゃなかったかな?綺麗な字を書いていた。今も自分の名前は上手。渡したメモ帳のすべてのページに自分のフルネームを練習帳の如く書いてある。

そう思い返してみると、私は顔は母に良く似てるかもしれないけど、体格は父親に似ている。とにかく小柄だし、父の兄弟たちと同じく、50歳の私は膝が悪い。

私は母ほど朝から晩まで365日動き回れないし、そうしようとは思っていない。性格はどうだろ...似ていない方がよさそうな事もたくさんあるけど、どうかな...

2019.2.28。一緒に美容院に行った時、二人とも綺麗になって、さあ家に帰りましょうとなった時、「私の娘はどこに行ったのかな?」私はここだよ、私が〇〇だよ、と名前を言うと、私の目を見て、「私の娘と同じ名前」と関心してた。

ほんとにこういう事があるんだね。そうゆう病気なんだね。

さっきお風呂上がりも混乱してたね。私の事が誰だかわからないって瞬間が、私の知る限り2回になりました。

母自身疲れるだろうな...居場所や、一緒にいる人が誰なのかわからないなんて、不安だろうな...母がどうか朝まで、眠れますように。目が覚めても不安で庭に出ていかないでね。