alzmaのブログ

アルツハイマー型認知症になった母との暮らし

22時過ぎに、薄明かりの廊下で私の名前を呼ぶ母は、「暗くて怖い」と言う。

JAのキャップをかぶり、ありったけの服を着こんで、まるで、いつでも逃げられるような様相に、こちらこそ「怖いわ」と思う。

布団まで導いて、さあ横になってと促すと、急に腰が痛いと言いだす。

今何時?と聞くので、夜の10時だと伝えると、まだそんな時間?と。

私も母も思わずため息が出る。夜は長いね。